以下の紹介するチェーン店の各支店は、大众点评网http://www.dianping.com/で検索できます。

カラオケは卡拉OK (ka1 la1 OK)で通じますが、KTV(ケーティービー)とも呼ばれています。

なお、上海のカラオケは一般に1人いくら、ではなくて1部屋が何時間でいくらという計算をされているようです。大人数で行くと安くなります。中国人は2～3人など少人数より、大勢で遊ぶ感じがあるので、以下の予算情報もその点にご注意ください。

钱柜（qian2 gui4）ここをお勧めします。 室内が豪華な感じで、音響効果抜群です。ホテルにでも行ったように気分になります。印象では、ほとんどオリジナル曲のままの伴奏です。現地の感覚から言うとちょっと高いのですが、まずまずと思います。食べ物の券もついていて、ビュッフェスタイルで食べ物飲み物もいろいろ食べられます。

一度正月に朝の8時か9時くらいから6人くらいで行って4-5時間いましたが、朝食、昼食ともに食べて、部屋代食べ物込みで、一人60元だか80元くらいだった記憶があります。日本語の歌も結構あります。 曲の予約は、タッチパネルのため、日本人はやや操作しずらいかもしれません。(表示言語を日本語か英語にできたかは記憶がありません) それと、現地の感覚としては少し高いので、人を誘う場合注意が必要です。 大众点评网の予算情報ではだいたい一人60-80元くらいの間のようです。

上海歌城（shang4 hai3 ge1 cheng2） 私は行ったことがありませんが、ここも音響効果がよいと言われていて、大众点评网での平均一人当たり予算情報で30-40元といい感じの料金です。メジャーなカラオケと思います。

必爱歌（bi4 ai4 ge1） 日本語の歌が多いということで、日本人はここにいくことが多いようなのですが、私の行った時の感じ、友人の意見、大众点评の評価など、音響効果がいまひとつのようです。日本のBIC ECHOさんの支店のようです。南京東路の支店は目立つところに日本そのままの看板であり、日本のカラオケの支店ということで日本語の歌がひじょうに多く、気楽に入れそうです。大众点评网の予算情報ではだいたい一人30～50元くらいとなっています。

好乐迪(hao3 le4 di4) ここもよく聞くカラオケで、メジャーなチェーン店のようです。大众点评网の一人当たり予算情報は、だいたい50-60元となっています。音響効果については、钱柜ほどよくないが、かなりいいという評価のようです。

中国人とカラオケに行く場合の注意として、私の知り合いの中国人は、日本人のようにだいたい1人で1曲づつで回っていくような歌い方はしていませんでした。1度に一人で数曲入れて、しばらく歌ってなければ、自分の曲をすでに入っているウェイティングの中で繰り上げるとかだいたいそういう感じで大雑把に回っていきます。このため、中国人同様に一回に2～3曲入れるとか、周りが何曲か続けて歌っているようであれば、自分の歌を機器の中で繰り上げるとかしたほうがよいようです。だいたいそういうものなので、それでよいです。くれぐれも杓子定規に考えないように。また、2時間とかではなく、4時間とか6時間とか長時間いる場合が多いように思います。

曲を入れるのは点歌（dian2ge1）、歌っている曲を途中で切るのは切歌（qie1 ge1)と言います。中国人はいま一つうまく歌えない、ノリが悪いなどの場合は、どんどん途中で切ってたくさんの歌を歌っています。

(Q&A No. 10046)